DIG-ROCKはいいぞ(ざっと所感)③


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 相変わらずディグロの話をする相手がジャンル外の友達しかいないので、また記事を書く。ネタバレ満載の予定。もう布教用でもなんでもないです。
 みんなDIG-ROCK聴け。頼む。願わくばTwitterでつながらせて。片道でいい。TLに公式以外のディグロ関係のツイートが欲しい。

 前回の記事以降に発売になったCDが以下。(カッコ内は発売月)
 DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.1 (2021.11)
 DIG-ROCK -BREAK TIME in NY- Type:IC(2021.12)
 DIG-ROCK -BREAK TIME in NY- Type:RL(2021.12)
 DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.2 (2022.7)
 DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.3 (2022.8)
 DIG-ROCK -alive- Type:IC(2022.12)
 DIG-ROCK -alive- Type:RL(2022.12)
 DIG-ROCK -alive- Type:HR(2022.12)
 
 多いな~。
 新参・HOUND ROARの展開が主となりつつ、インクロとルビレも生きてる。えらいね。過去ドラマCDジャンルなのにCD展開が年単位で音沙汰なくなるジャンルにいたことがあるので、まんべんなく更新してくれてうれしい。
 これ書いてる途中で次のシリーズ発売されそうだけど書いてる時点では出てないので無視する。早く続き聴きた~い!


 ■ドラマ①HOUND ROAR シリーズ(3枚)
 diceシリーズで満を持して登場したハウロがバンドとして固まっていくまでの話。
 全3巻とは言いつつvol.1とvol.2、3の間に1年あいたし、何ならそこでインクロとルビレの珍道中INニューヨークが入ってくるんだけど、シリーズはまとめとこうかなと思って。
 ハウロのキャラクター紹介は前回欲望のままに書いたので割愛。前の記事見てくれ。
 vol.3でスカイリウムのドラマー、トオルこと櫻木徹が初出。こいつ……。

 □キャラクター紹介
 ・櫻木徹
 さくらぎとおる。元スカイリウムのドラマー。現芸能雑誌記者。親はプロのジャズ演奏者だそうです。ルビレと元スカイリウム勢、あとハルちゃんから名前が出たことがある。インクロはどうだったかなあ。
 こっからがっつり絡んでくるんだろうな、と思うけど、なんか……なんというか。高くてやわらかめのCV福山潤さんなんですけど、なんでこんなに胡散臭いんだろう。全然冤罪だったらごめんやで。でもどうも底知れない感じです。

 □ドラマ紹介
 ①DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.1
 ハウロ、バンドへの道①シオン編。メインもシオン。一番わかりやすく(トウヤ以外に)ツンケンもとい人見知りバリバリ発揮しているシオンと絆を深める回。……としか言いようがない。なんか、私はこれを聴いてからもうずっとシオンが可愛くて仕方ないです。こんなに声低いのにかわいいことあるんだ、脚本ってすごい、そして梅原裕一郎さんありがとう、という感じ。シオンのもつまっすぐな尊敬と好意が凄くいじらしくて好き。あとショウマがいいやつすぎて愛しい。
 ところで私は初見時誰もいないバス停で聴いてたんですが、ハルちゃんのセリフに普通にびっくりして「え!?」て声が出たので、私みたいな心の声駄々洩れリアクションでか民は家で一人のときに聴いてください。よかったよ人がいなくて。
  
 ②DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.2
 ハウロ、中略②トウヤ編。何を言ってもネタバレになる回。結構ここまでずっと『謎のストーカー』感があったトウヤの胸のうちを知れるというか、ああ、君はずっとそうやって……ってなってしまい、一気にトウヤのこと好きに傾いた。ソウゴさんが意外とめちゃくちゃなことが分かる回です。ていうかショウマいいやつすぎんか? 詳しく書くとすべてネタバレになるし、これはネタバレ記事とはいえ布教もしたいので、なんつーか、ああんもう聴いてくれ! ショウマをハウロにいれたのまじ大正解だよ。トウヤを救えるのはシオンなのかなって思ってたけど、ショウマもなのかもしれない。単純ってつまり嘘がないってことで、それは刃にも救いにもなり得るというか。
 ショウマへ、そのまま元気いっぱいであってください、おばあちゃんより。
 あと最後のトラック、あのー、まじで、聞いた人と「あれやばかったよね!?」て言いあいたいです。なんなんですか? あれ。
 
 ③DIG-ROCK HOUND ROAR Vol.3
 ハウロ中略③ヒビキ編。薄々察していたあれやこれやが明確になるかと思いきや、そこまででもなかった。でもVol.2でトウヤを攻略(?)できていたからあの問答が生まれたんだろうな、とか思ったり。いつもわりと流暢に話すヒビキが、言葉につっかえながら大切な、やわらかいところを吐露するところがめっちゃ好き。あと現状をどうにかしたいと思って協力体制をとるショウマとシオン、かわいいね。ここ2人がなんだかんだでこぼこぶつかりながらコミュニケーションをとるところ、めちゃくちゃ好き。
 初出になるトオルさんが思ったより怖くなくてほっとしたけど、いや、ソウゴなんなんだよ。怖いよ。お前かよ怖いのは。
 
 ■ドラマ②BREAK TIME in NYシリーズ(2枚、もしくは3枚)
 ハウロがもちゃもちゃしているすきに、ディグプロの8人+2人はニューヨークに来ていた。遊びではなく、ルビレがNYで収録と撮影するので、インクロも勉強のために同伴……という名目なんだけど、まあそれはそれとして空いた時間は遊んでいます。仲良し。
 メタ的なこと言うと展開がハウロだけにならないように、というシリーズなのかなーって思ってたけど、第1章完結みたいな味わいあるやりとりがあったのでどうぞ聴いてください。
 基本のCDはルビレインクロの2枚なんだけど、アニメイト限定版で短編ドラマのCDつきのもあったので、枚数の表記はそれです。
 アカネパパと鴫野嵐史が初出。

 □キャラクター紹介
 ・日暮環
 ひぐらしたまき。我らが王様アカネさんとその癖強兄ズのパパ。子どもたちに負けず劣らず癖が強く愛もでかい。破天荒におちゃめで強引なところも日暮家って感じ。
 日暮家の赤毛はてっきりイギリスにルーツがあるおじいちゃんとお母さん由来かと思ってたんですけど、この人も赤毛。ってことはアカネさんの紹介文にあるハーフのおじいちゃんが父方なのか? アカネさんの『祖父と母がイギリス人のハーフ』ってことは環さんはクォーター? 金色の目はお母さんなんだろうな、知らんけど。CV東地宏樹さん。いい声しか生まれない家系?

 ・鴫野嵐史
 しぎのあらし。なんか、サウンド関係の仕事をしていて……なんだっけわすれた、と思って公式サイト調べたらキャラクター紹介にいなくてびっくりした。なんなんだお前。てか最新作のホームページもないやんけ!
 公式のtwitterによると、『世界規模のデジタルストリーミング配信サービス【アイギス】日本法人コンテンツ事業部』の人って書いてあったけど、なんか全然よくわかんない。世界規模の会社に目を付けられたぜってことがわかっていればいいんだろうか。まあこのシリーズではそういう話はあんまり出てこず、なんか爽やかなCV村瀬歩出てきたな、くらいで聴いています。すいません。
 前にディグロの記事を書いた時、「インクロ関係のサブキャラクターは名前に風が入ってる」と気づいた旨を記したんですが、鴫野もそうなので多分インクロ側の人……なのかな? 苗字に鳥もいるし。でも嵐なのが、ちょっと怖いね。

 □ドラマ紹介
 ①DIG-ROCK -BREAK TIME in NY- Type:IC
 ドタバタ珍道中インクロ編。新曲がまだ完成しなかったり、変な男に絡まれたり、財布落としたり、変な男に絡まれたりしている。ほんとにドタバタだなあ。
 環さんと話している中でのつぐみととびちゃんの「あ、そっか、とびちゃんは?」「いません」「ほんとにぃ?」「ホントです!」がなんか好き、っていうか……BLUEからこっち、とびちゃんが生っぽいというか、慇懃なマネージャーだけじゃない感じがして、いいよね……ってなりがち。
 これはネタバレなんですけど、鴫野が流暢な英語でしゃべるので興奮していました。ていうか私は知ってる声が話す異国語がめっちゃ好きなので、そういう栄養をゲット。
 それはそれとして、ハイジがヒバリをみてわああっ……!て沸いてるところ可愛すぎるので聴いてください。ルビレの中で一番末っ子だけど目線は常識的で大人なハイジと、インクロで一番お兄さん的ポジだけど割と子どもっぽいのヒバリの、ゆるーく仲いい感じ好き。ここ2人ががっつり絡む話ほしい。
 
 ②DIG-ROCK -BREAK TIME in NY- Type:RL
 ドタバタ珍道中ルビレ編。嘘。こっちはそんなにドタバタしてない。してるとしたら日暮家のせい。
 記事書こうとしといてアレなんだけど、何したっけ!? この記憶がアニメイト限定版のミニドラマなのかインクロ版なのかはたまたルビレなのか、境界線が曖昧で定かでない。たぶん収録しようとしてウワーッてなる楽器隊がいたり、英語しゃべるがんちゃんがいたりした、はず……。あ! たぶんアカネさんがつぐみと話したのもここ!! 思い出した、こっちに『DIG-ROCK第1章・完』みたいなやりとりがあります!! 聞いてください!! あれエモくて好きだ。
 終盤、インクロを見て涙ぐむハイジがなんかよかった。わたしがハイジ好きなだけか!?

 アニメイト限定版のドラマには長すぎる日暮家の留守電とかステーキとか枕投げとかが収録されています。日暮家ファンに特におすすめ。お父さんの横にいるとあの帝さんも常識人じみてくるから面白い。
 
 ■ドラマ③alive シリーズ(3枚)
 DUEL FESシリーズ以来の短編集。3枚同時リリース。夏にハウロが2枚出たきりで、今年はもうなんもないのかしらん、まあ今年もREALがあったし(参加できてないけど)漫画とかゲームとか進行してるものがあるもんね~、などと思ってたら年末に一気に来た。人間には余暇のバランスってものがあって……。うれしいけど。
 話の進展というよりはキャラクターの掘り下げ、いつもと少し違った面が見られるシリーズ。新キャラはなし。

 □ドラマ紹介
 ①DIG-ROCK -alive- Type:IC(2022.12)
 インクロメンバーそれぞれの、ちょっとバンド活動から離れたところの話。ちょっとした喧嘩、そして仲直り、かける2って感じ。喧嘩することに躊躇いのないつぐみとトキ、その点ちょっと不器用なミツルとヒバリがそれぞれかわいいね。っていうか、トキとヒバリの会話が完全に恋人の愚痴大会みたいになっててうける。実際恋人の愚痴もこんな風に言いそう。
 それはそれとして、とびちゃんとつぐみの話めっちゃ好き。出会いや立場が違っても、こうやって仲良くできてたらいいよね。
 ところでミツルのクズな面が結構がっつり出てて笑う。お前! よくないよそういうの。スキャンダルには気を付けてくれよほんとに。
 
 ②DIG-ROCK -alive- Type:RL(2022.12)
 王様、不服な回。おもろ。時任家の考え方が素敵で好きだなーって思った。一方でハイジの奔放なお母さんが結構好き。方向性はまるで逆なんですが、クロノの親御さんもハイジの親御さんも、良くも悪くも子どもを子ども扱いしないというか、ちゃんと人間として扱っている感じがしますね。ハイジの環境を見てると手放しでほめることはできませんけども。本人がいいと思ってるからいいのかな。マシロのお家が参戦することも今後あるかもしれないなあ。
 にしても毎回なんですけど、ハイジがどんどんかわいくなっていく気がする……。ルビレの中にいるからこそなのかしらん。
 最後のトラックのクロノがなんか檻の中ぐるぐるしてるクマみたいでよかった。あ! あと二次創作でしか見たことない奴をマシロとアカネがしだして、ええーっ!?て言った。なにあれ? サービスシーン? 絵で見たいです。
 
 ③DIG-ROCK -alive- Type:HR(2022.12)
 それぞれの余暇、感。私はこのCDを一番よく聞いてるかも。ハウロ単独のドラマ3枚を経て、やっとバンドっぽくなってきたその様子が嬉しいぜ。
 ていうか私は回を重ねるごとにショウマとシオンが仲良くなっていくのが好きで……。ていうかハウロのズッコケ三人組まじで仲いいな。年近いもんな。シオンのトラックの冒頭とトラック名と内容のこの感じがたまらなくシオンって感じでほんと、私シオン好きすぎないか? まずい。そんなつもりじゃなかったんだけど、ていうか1月生まれのキーボーディストを好きになるの2回めなんですが(SideM冬美旬P)。
 個人的に最後のトラック、トウヤ、よかったね、よかったね……になって何回も聴いてしまう。ラストもそうだし途中の まで書いて、これネタバレ知らずに聞いてほしいな、になったのでやめとく。初登場時から考えられないくらいの変化があったのがトウヤ、もともと持ってた面が見えてきたのがソウゴって感じです。
 あとヒビキのトラックで「〇〇ちゃんが?(一応の伏字)」て言われて「〇〇ちゃん!?」って復唱したらトウヤとハモりました。くやしい。
 
 わぁーっと書いたけど、書き終えたのが見事に次シリーズとなるsignal Vol.1発売日の今日だった。くっ……。発売おめでとうございます。フラゲできたんですが、寝る前に冒頭10秒聴いて「あかんこれ聞いたら寝られへんくなるやつや!」と思って聴けてないので今日聴こうと思います。うーッ葉山兄弟……どうなるんや……楽しみすぎ!

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