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旅路

北海道に行ってきます〜というnoteを出したのに活動報告を忘れていました。

会ってきました、10年来の友人に。ひゃっほい
前も書いた通り、会いに行こう!と決めた翌日には飛行機のチケットをとって、1週間経たないうちに出発。
1人で飛行機に乗るのは初めてだったから心臓がどくどくした。わくわくと緊張とどっちも入り混じって。

私は持病の関係でバスとか電車とか、閉じ込められるのが苦手だ。閉じ込められるというかすぐ逃げられない状況というか。
飛行機は2時間くらい乗ってたら到着するとのことだったので、胸をとんとんして「大丈夫」コールをした。
その甲斐あってかその日は発作も起きず爆睡でき、気づいたら北海道へ到着。

飛行機から降りた瞬間、寒い。涼しいとかじゃなくて寒かった。
私はその日短めのピチTを着ていたのできっと季節感を間違えた人に見えていたに違いない。
でもちゃんと寒いって感じてたから!!ほんとだよ!!平気な顔してたけどね。

友人が空港まで迎えに来てくれていると連絡が入った。
のだけれど私が方向音痴すぎて何度かエスカレーターを昇り降りし、30分くらいしてようやく対面できました。お待たせしてごめんなさい。

友人は10年も仲良くしているけれど一度も会ったことがなかった。
初めて友人と会った感想としては、とてもかわいらしいほわほわ系の子。声も電話越しに聞いていたマイナスイオン配合ボイスだ。かわいい。

空港に着いた時間が夕飯時だったので、おすすめのえびそばに連れて行ってもらった。でも初めて会う子と話す緊張からあんまり味の記憶がない。
いい大人なんだから人見知りもほどほどにしたい、とは思っているものの、逆に喋りすぎて空回りしてしまいました。

北海道に滞在中は彼女の家に泊めてもらった。
なんと毎朝朝ごはんも作ってくれたんだ。
目玉焼きとブロッコリー。あとウインナー。
北海道の牛乳もコーヒーに混ぜて飲んだけど濃厚で美味しかった。お世話しかしてもらってない。

彼女の住んでいる部屋は白とピンクで統一されていて、モノが少なくて、色んなジャンルの本が置いてあった。読書家なんだろう。
汚部屋住みの私とは雲泥の差でした。あんな可愛い部屋で毎日過ごしてみたいよ。

あとこの滞在で彼女に会えてよかったと思えた瞬間があって、お互いのこと、抱えている誰にも言えないことを夜通し打ち明けた。
自分の弱い部分やトラウマって日常的に近しい人には打ち明けにくい。
だって可哀想な子だと思われたくないし、気遣われるのも癪だよね、わがままかな。
でも彼女はきっと同じ温度感で話しができるだろうという直感から、安心して話すことができた。
自分の話を赤裸々に、笑わずにできたのは初めてだったかもしれない。
彼女も自分の話を私にしてくれたけど、同じような安心感を与えられていたら嬉しい。

帰る日は彼女は大学があったので、家を出る時に鍵をポストに入れて出発した。
なんだかこの3日4日の出来事が、ふわふわした日々のように感じられて、でも確かに心を満たしてくれた。

また会えるよ。会おうと思ったら。
また会いたくなったら私が会いに行くし、会いたいと思ったら会いに来てね。
次もお互い生きて会おう。


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