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オリーブの苗木を育てる⑧アルベキーナ

小粒な実が鈴なりに。
枝が密集し、垣根にもぴったり。
スペイン北部のレリダ原産。 デリケートでマイルドな高級オリーブオイルを生む品種で、パレスチナからカタルーニヤ地方のアルベカという町に伝来したのが名前の由来です。 生産性の高さと質のよさから、2000年には世界でわずか 1,000ヘクタールしかなかった栽培面積が、2017年は7万ヘクタールにまで急速に広がった人気品種。
アメリカ合衆国やチリ、 オーストラリアでも栽培されています。
機械を利用した収穫や密集栽培に最適です。
成熟は早く、鈴なりに実をつけます。
果実は小粒で主にオイル用。
肉厚な果実ではありませんが、 味はよいので、 家庭でテーブルオリーブにするには向いています。 果実が赤く色づいていく過程も美しく、観賞用にも適しています。
枝ぶりが密集しているので垣根として植えられることも。

わたしのアルベキーナ
手前はコレッジョラで奥の2つがアルベキーナ