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ほぼ週イチ ~ 花の研究室

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家に花があるとつい、目が行ってしまいますよね。花に宿る、人を惹きつける力を感じ、生きる力をもらっています。 Instagramにのせている、自宅や他の場所で生けているいけばな作…
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2021年11月の記事一覧

No.16-大ぶりな赤と白

【生けた日】2021/11/12(金)夕今回は久しぶりに大ぶりな作品にしようと、外出の帰りに野バラ1本、カサブランカ1本と、生けにくさを感じつつも両手に大きく抱えてゆっくり帰ってきました。カサブランカの香りが夕闇によく漂います。 【花の種類】木と花ただ2本だけのいけばな。野バラはとにかくそこにあった一番大きな枝を。カサブランカもあえて2つ咲いてしまっている、しかしちょうどよいところには次に咲きそうなつぼみが来ている枝を1本、選びました。さてどうなるか。 野バラ(実) カサ

No.15-引き続きの練習素材で

【生けた日】2021/11/7(日)夕今日日曜日に買わないと来週になってしまう、と大急ぎで買ってきました。今週も、典型的な素材の花木、サンゴミズキを取り上げました。お稽古花材でチャレンジです。 【花の種類】木と花サンゴミズキはよく「タメ」が効き、枝振りを加減しやすく、また枝元を割って挟んで留めるやり方も思い出してやってみました。お稽古の花材として典型的な枝ものです。サンゴミズキの赤に合わせたかった白い小さなバラは、とても可憐なオフホワイトのつぼみが開き、長く咲いています。こ

No.14- 香りある基本の花材

【生けた日】2021/10/28(木)夕花が最も新鮮と言われる木曜日に買ってくることができました。親しみやすい、人によってはあたり前の花、ストックと、お稽古に頻出するドラセナの緑色の葉を買ってきました。腕を磨ける2種です。 【花の種類】葉と花赤紫色ではなく、緑色のドラセナのお供には、ピンクではなく、白のストックを選びました。ひさしぶりにさわやかな作品になります。ドラセナはお稽古の花材としてよく入っています。応用がとても利く1つなので、1本だけ購入して、久しぶりにアレンジに挑