エピソード・ライ太について

お久しぶりです。ワタルです。


カードゲームうさぎの新連載『エピソード・ライ太』が始まりました。始まりましたというか、もう既に二十五話まで描いてます。結構描いてるな???ご報告が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。


こちらの記事で「今エピソード・ライ太の構想練ってるよ、遅くとも年内には連載開始したいよ」などと言い放っておりましたので、連載開始時にはnoteでご報告をと思っておりましたが、すっかり忘れてました。すいません。
本日は祝日につき本編を休載する関係で少し作業時間が浮きまして、この文章を書いている次第です。おまえ大会参加したりDiscordで深夜まで酒飲みながらデュエルしたりしてただろ作業時間いくらでもあるじゃねえかという鋭いご指摘もあろうかと思いますが、アレは取材の一環であり、創作活動上どうしても削れない時間だと判断(笑)しておりますので、セーフです。


前作『鷲崎伝』は構想に2ヶ月を要しましたが、今作『エピソード・ライ太』はなんと構想に一年近くかかりました。もちろんずっと考え続けていた訳ではなくて、仕事したり酒飲んだりしている合間に考えたり考えなかったり、1ヶ月以上何も考えていない時期などザラにありました。いつから描き始めてもいい趣味の活動ですので、なかなか根を詰めてプロットをゴリゴリ書き進めていく、というのがものぐさな私には難しいのです(ちなみに『鷲崎伝』はなぜか「1日でも早く描き始めなきゃアカン」という強迫観念に駆られて2ヶ月でスタートできました。なんであんなに焦ってたのかは我ながら謎)。
何もせずに一年が経ちつつあり、このままだとマジでライ太の話描かずに終わっちまうなと思い始め、ようやく重い腰を上げた次第です。ライ太の話が待ってたぜ!という奇特な方がもしいらっしゃいましたら、大変お待たせ致しました。


『エピソード・ライ太』の構想についてですが、中盤以降にいくつかあるストーリー上の山場はハッキリとイメージができていますが、それまでの道程はあまり決まっていません。全部ガチッと決めてから描き始めるのがいいのでしょうが、そんなことしてたら一生描かないので腹括りました。毎日毎日、明日は何の話にしよう、どんなオチにしようかとハラハラしながら過ごしています。最近アギトの話が続いていますが、アギト(初心者)絡みは無限にネタが湧いて来るので、つい描いてしまいます。本筋のライ太のストーリーが全く進展せずにやきもきしていましたが、湧いてきたネタを漫画にしないのもシャクですので、半ば諦めてアギトを描き続けています。しばらくはエピソード・アギトにお付き合いください。ラストはちゃんとライ太で着地します。


久々の平日毎日更新ですが、最近ようやく慣れてきました。始めた当初は頭も身体も慣れておらず地獄でした。
なるべく話を分割したくないので、一話にあれこれ詰め込むとどうしても4コマ×4枚の16コマになってしまい、まともに描くと結構なボリュームです。1コマ当たりの登場キャラクターを減らしたり、後ろ姿で済ませたり、セリフのみのコマにしたりと、毎日連載のペースを崩さぬよう、随所で手を抜くことに余念がありません。私の小学生のらくがきみたいな絵でもこんなに大変なのですから、絵師様方の苦労は察するに余りあります。


『うさぎとうさぎの奮闘記』はプロローグ、エピローグを含め三十二話。『鷲崎伝』は三十話で終わりました。今作『エピソード・ライ太』は話数で区切ることはせず、気の済むまで描き続けようと決心してスタートしました。なんだかんだ言って三十話前後で終わるかな、なんて思っていましたが、既に二十五話を数えています。このままいくと少なくとも四十話は超えるでしょうし、もしかしたら五十話が見えてくるかもしれません。ラストの山場は是非とも描き切りたいので、途中で力尽きることのないようにがんばります。少々長くかるかもしれませんが、お付き合いいただけましたら、嬉しいです。


今更で大変恐縮ですが、pixivFANBOXでご支援いただいている皆様方、本当にありがとうございます。生ビールおごっていただけて、一端の酒飲みとして大変助かっております。大いに創作活動の励みになっておりますので、引き続きがんばりたいと思います。一話先読みにメリットを感じて下さっている方もいらっしゃるかと存じますが、私としては毎週末の書き下ろし漫画に力を入れているつもりです。今後も熱量を維持して投下していくつもりですので、何卒ご期待ください。まだ本決まりではありませんが、今週末は恐らくギンの下ネタ回です。限定公開をいいことに好き放題やらせていただく所存です。また、今月もスピンオフのスピンオフという訳わからん立ち位置の不定期連載『キバ道』をどこかで投下予定ですので、宜しくお願い致します。

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