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今日の机20220309『斜視と登山と食いしん坊①』

おはにちこん。
今日の机です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私にしては珍しく、原稿を書いてお話しています。

本日は3月9日水曜日、日中は最高気温18℃まで上がり、とても暑かったです。お昼はざるそばをいただきました。

さて、最近、SNSというか、スマホを観る時間を減らしています。
疲れ目が痛いためです。

もともと、子供のころから疲れ目になると、目が外を向いてしまう間歇性外斜視という体質があります。
子供の頃は、そういう病名とも知らず、親も気がつきませんでしたから、治療もしてません。ただ、疲れ目になると、目がぼやけるのて、右目でものを見る癖がありました。

そして大人になって、一時的な斜視は左目だけだと思ってましたが、眼医者さんから両目にあると言われました。
ずっと目が外を向いてるわけではないし、斜視の程度も軽いので、普段、人から気づかれません。医者からも手術するまではないけど、寄り目のトレーニングをして筋肉を鍛えましょうと言われました。
ちなみに、目を動かす筋肉は6コ、脳神経はおおまかに3本、その内、目を内側に動かす内側直近は動眼神経下枝です。テストに出ます。
他にもストレスや疲れや筋肉の緊張で頬に神経痛が出ます。これも医者からは膝の神経痛みたいなものだから、ぼちぼち付き合っていきましょうと言われています。

私自身もそのつもりで過ごしてますが、ここ数年、受験や介護や転職を経験し、疲れもたまってるみたいです。
スマホの小さな画面を見続けると顔や目が痛くて仕方なくなってきました。

障害があるという大袈裟なものではないのですが、本人からしたら深刻で。ここ20年程、社会人をやってきましたが、仕事で愛想笑いをしすぎました。
傍目には具合悪いとわからないのに顔や目が痛いのはしんどいです。ということで、私は愛想笑いを必要最小限にして暮らすしかありません。

そうして、ここ最近はどうにも痛いので、目を休めています。

暗い話になってるかもしれません。しかし、そればかりでもありません。

私はさっき話した、自分の体調を改善させるために鍼灸師になったり、体の勉強をし続けています。そうして、目が痛い時、自分の体の筋肉で固いところはあるのか?というのを調べています。
日常生活は不自由ありませんが、子供の頃に事故で顎を骨折したりしてまして、顎や首が歪んでいます。
顎の下にある顎二腹筋や側頭筋や首の筋肉などが緊張しているので、そこを緩めるといいと感じてました。
ところが、一昨日の夜でしょうか。
どうしてもしんどくて眠れない時があり、股関節周りの筋肉が固かったので仰向けのままストレッチしてました。そしたら首の左後ろの筋肉が緩みました、その瞬間、右目の痛みがとれました。私はこれは面白いと思いました。で、原因を考えてみました。

立った時、骨盤が歪んでいて、重心が左に寄ってました。なので、左股関節の動きがダイレクトに左の首に響く感じです。一方、右股関節を動かすと右腰に反動がいきます。
この時点での骨格による重心、筋肉や筋膜のつながりから、股関節周りの筋肉を緩めると首の筋肉を緩め、結果的に右目の痛みを減らした。と考えました。頬の感覚や側頭筋の部分は三叉神経エリアです。もしかしたら右目の痛みって三叉神経の内の上顎神経痛なのかな?と医師の話から感じてます。目の後ろに三叉神経が通っており、上顎神経は目の下の穴から、ほっぺの筋肉へ走行します。
ちなみに、巷で言われる『顔面神経痛』ですが、顔面神経は本来、脳神経の中の運動神経や涙や唾液を分泌したり、味覚担当なので、感覚障害は起こしません。
これは国家試験では鉄板問題です。

感覚や運動等を担当する三叉神経が起こすものなので、厳密には三叉神経痛となります。
ただ、医師へ『顔面神経麻痺』と言っても『あ、三叉神経通のことだな』と伝わるので大丈夫です。

個人的に『アナトミートレイン』という筋膜の本も読んでます。その本には人体には数種類の筋膜の流れがあり、全身の筋肉は他に影響しあっていることがしるされています。これが面白いことに、鍼灸治療で使う経絡の考えに似ています。
ただ、アナトミートレインだと、目の奥へつながる筋肉など、細かなものがわかりません。
ざっくりとした理解で、筋膜は股関節を通るものが多いので、自分としては困ったら股関節部の大きなところから考えるようにしています。

興味がある方は解剖の教科書で調べてみてください。と神経筋肉の沼へ誘ってみます。

ここでですね。私は骨盤と両足の関係を左右均等にしてみたんです。そしたら、右目の痛みがまた出ました。
ついでに、下肢の内転筋群や、伸展筋(脚の内側や裏の筋肉たち)のつっぱり感も出て歩きにくくなってしまいました。
これには苦笑いしました。

自分や周りの方の筋緊張などをみていると、教科書通りでもなく。一ヶ所こってると、その周りもこってます。
そして、先ほど私が試したように、体の姿勢を正しくすればいいというものでもない様です。
少なくとも、その方のその状態は長年の姿勢や動きからつくられていて、ある意味楽な姿勢です。よいも悪いもありません。その状態を変えることは例え治療であっても変化させることです。
整えたからこそ、出てくる筋肉のアンバランスや、体の使い方を変えないとまた同じ状態になります。そういうアンバランスをあえて行うなかで、どうやったら私や、他にも苦しむ方の状態を改善できるかが、私の人生のテーマのひとつでもあります。

と、話が長くなってしまいました。
ひとまずここで終わります。

つづく?

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