Manfrotto MVH500Aのpush-to化(1)

ビデオ雲台をpush-to架台にしたい

Borg55FL binoはManfrottoのビデオ雲台(MVH500A)を使った"非対称懸垂式"の架台に載せ、カウンターウェイトを兼ねたiPadでSkySafariを閲覧できるようにしている。

ただ、鏡筒が向いている高度と方位を知るすべがないと、せっかくのSkySafariも便利な星図の域を出ない。当初、エンコーダを取り付けられそうないい塩梅のきっかけ(回転軸、ブラケットを取り付けられそうなネジ穴など)がちょっと見には見つからず、デジタル傾斜計+水平軸目盛りを途中まで試した。しかし、on-lineで架台と連動させてこそのSkySafariだ。なんとかエンコーダを取り付けられないかと思案していた。

何とかなりそうな軸を発見

その後、Manfrottoの製品は細かいスペアパーツまで発注できることを知った。公式サイトではパーツの型番を探すための分解図を閲覧できる。

さらに、以下の動画を発見。

これらの情報から、こことそこにあったソレは、取り外し可能なカバーであることが判明した。カバーを外すと、なんとかなりそうな軸が出てきた。ここにエンコーダを取り付けることにする。

このようなカバーのことを化粧キャップというらしい。次からはこの手のカバーを外してみれば、なにか出てくるであろうことを知る。