Ultra monocentric 10mm (Burgess)
あたらしいモノセントリックアイピース
Burgess Opticalからあたらしいモノセントリックアイピースが出ていて、なにか良さそう。
モノセントリックは見たことがないし、木星の季節が来たし、試してみることにした。2019/4/26に購入、5/8に到着。
First light
2019/5/11、〜1:20、30分ほど。μ-210 on DM-6, 2” Everbrite, Binotron-27, Power Switch low (×314), Baader Contrast Booster
木星。高度30°ほど。薄雲あり。見かけ視界は公称35°。確かに狭いが、Lavendura40mm (SkySafariでは30°に設定)をひとまわり狭くした程度に感じる。温度順応不足、低空でシーイングは悪いながらも、良い瞬間はシャープだが冷たくはない、コントラストも高く、ふくよかな、懐の深い、という表現か。
大赤斑のオレンジ味はBaader Classic Ortho 18mm (Power Switch middle (×309))の方が強いかもしれない。あまり見比べはせずにfirst lightは終了。かなりよい印象。
DM-6で300倍も初。パン棒に力をかけ続けていれば、揺れるがスムーズに追うこともできる。
その後1
2019/5/11-12、μ-210 on EM-1, 2” Everbrite, Binotron-27, Power Switch low (×314), Baader Contrast Booster
木星。順応は充分、シーイングもよし。ふくよかな、という印象はそのまま。まったりとした、でもよいか。アイピースそのものはよい感じだが、今のセッティング・環境で木星300倍の常用は厳しい。18-25mmくらいが出るとうれしい。
その後2
2019/5/24-25、μ-210 on EM-1, 2” Everbrite, Binotron-27, Power Switch low, middle (×314, ×555), Baader Contrast Booster
木星。順応は充分、シーイングはこれまでに一番くらいよい。314倍、555倍でも鑑賞に堪える。結局、気流しだいということか。
その後3
Tak Abbe Or. 25mm, Power Switch high (×290) と×314を比較。UM10mmが一段シャープな印象。やはりよい感じ。昨日ほど気流は良くなく&薄曇りで、×555は厳しい。