別録
期限が差し迫った曲の制作・録音を2日かけて終わらせました。本題と関係ありませんが、僕の楽器たちはフォトジェニックなモノが多いです。そういう判断基準で楽器買ってるので当然ですが。素敵。
ところで、その曲は9/8という変拍子で、しかもただ変拍子だけならいいんですが、リフごとに分けると5/8と4/8でなかなかの混線ものでした。
それも加味して、曲を組み立てる段階から始まったこの録音はそれなりに頭を悩ませたのですが、一番時間が要したのはギターソロとマラカスだったんですけど、特にギターソロは繋げたりとかできないので一発録り以外は無理という過酷なテイクでした。
どう難しかったか説明しますね。
まず、さっき書いた通りの変拍子、しかもアクセントで(5/8,4/8で交互に来る)かなり一拍目を惑わされます。ちなみにテンポは150となかなか早い。
まずテンポの時点でどう弾くか悩みました。僕が綺麗に早弾きできるのが140、良くて150とギリギリのラインでした。考えずに弾ければあるいはいけたのかもしれませんが、残念ながらそうはいかず。
変拍子だけじゃなく、モードが変わるというか、転調するというか、とにかくコードが頻繁に変わるので、そのたびにスケールを変えないといけません。
今の僕には到底簡単に弾きこなせるものではなく、結果一時間近くの時間を浪費したと思います。
着地点としてはフィル・ミラーっぽいソロのイメージで、弾く音よりも聴く音に集中すること、手癖を強く意識することで上手くいきました。
マラカスがこれまた鬼門だったのですが、それはもう説明するほどのものでもないんですよね。ただのゲシュタルト崩壊なので笑
どんな録音でも成功のイメージはとても大切だと思いました。
できないというイメージが強いほど上手くいかず、何でもないときに録ってみたりすると案外上手くいくものです。ピグマリオン効果的なあれです。
僕は上手くいかないときは沼にハマったと表現するのですが、皆さんも録音の時には沼にハマらないよう気を付けてください。
気負うことなく、自分の実力以上は決して出ないと知っておく事が重要だと僕は思いました。
ということで割と僕好みなオナニーソングができましたので、発表できるタイミングになりましたら、その時は是非聴いてください。
よろしくお願いします。
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