何もやる気しません…

旦那が帰って、急に天気が悪く、外も涼しくなってしまい、部屋には母の寝息と、母の介護ベッドが自動体位変換するときの音しか聞こえず、さみしくて、悲しくて、何もやる気がしません。

テレビをつけてみたり、YouTube を見たりしても、頭に入ってはこないので、ついてるだけ。

もうこんな辛い時間は終わらせて、早くアメリカに帰りたいという気持ちと、こうしてずっと母と一緒にいられたらいいのにという気持ち。

こんなの耐えられない…と、泣いていたら、旦那が「ママに話しかけてごらん。寝ていても、娘がそばにいることはわかってるはずだから。今、とても素晴らしい時間を過ごしているんだよ。だから勇気を持って」と言ってくれた。

旦那が、自分の旦那でよかった。

唯一、今日やれたこと。新聞で紹介されていた、インド系アメリカ人の本を読み始めた。作家アキールシャルマ氏自身が体験した、障害を抱えてたお兄さんの介護をもとにした小説「ファミリーライフ」。

新聞の取材記事にあったアキール氏の、無駄な体験と思うわれるようなことも書くことで意味を与えられる…という言葉が印象的だった。

私も、ここに書いていることで、救われている。あ、今日も書けた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?