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松永天馬の記憶の記録(2021年下半期)

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月刊松永天馬を最近購読し始めたあなたに、2021年下半期、26週分の日記をまとめて読めるアーカイブ版です。 記事単体で購読するよりも資本主義的にベターです。 TOKYOPOP2で…
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2021年11月の記事一覧

2021/10/25-10/31 ずれてると気持ちいい

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スクラッチのすすめ

スワイプしてはならない。スクラッチするのだ。 流すのではなく、こするのである。 それが文…

2021/11/1-11/7 肝よ据われ

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松永天馬の光(2)

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2021/11/8-11/14 アンダーグラウンドというプレイグラウンドで

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2021/11/15-11/21 すべての音は一度流れ

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詩と呼んでいるだけかもしれない

 詩についてはほぼ絶望している。というか、絶望からスタートしている。というより、絶望からスタートするよう、薫陶を受けてからこの世界に入った。  僕が十代の頃、ちょっとした詩のブームがあった。それは朗読という行為を「ポエトリーリーディング」と呼び換えたもので、サブカル男子女子のあいだで少しだけ流行った。あれは、当時花盛りだったJポップの亜流として生まれた流れであったようにも思う。日本のCD出荷枚数が史上最高を記録したのは九八年。同じ時期、Jポップを意識したJ文学という言葉が

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