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柳橋

橋の絵の茶碗が、四個あります。
志野・鼠志野は、橋の文様のみ。
色絵の仁清・乾山写しは。どちらも
「柳橋」の絵付けです。

橋は二つのものを、つなぐ・かける
表現には欠かせません。例えば卒業・
入学、昨年・今年、炉・風炉など、
相対する二つを表現したい時です。

初風炉だけは、毎年「柳橋」文様です。
橋を出せば、その下を流れる川に思いを
馳せられます。

今回は「葵祭」も意識しました。
花入れに12代又みょう斎好み「賀茂川籠」
薄茶器に「御所車蒔絵」そしてお菓子には
鶴屋吉信の新作「王朝花傘」これは葵祭
行列に登場する花傘を模した物とか・・・
この四点で「葵祭」の取り合わせは、スッキリ!
お菓子は俳句の頁に。