およばれ

毎年一月早々に「点初式」を催す、
友人からおよばれしました。
その昔山藤業躰先生から「お家元のみが、初釜です。一般では稽古初め・点初め・と言う様に」と教えて頂きました。

寄り付きに、昭和50年で卯年の扇を
飾られました。母上がお家元の初釜式で頂いた品とか!
床  松無古今色  花 曙椿、結び柳 花入 竹 大鶴首 香合 羽子板
釜 真形 無文 炉縁 大宗匠好末広船蒔絵 棚 高麗卓 水指 染付 芋頭 茶入 瀬戸 大海 茶杓「初花」
茶碗 玄々斉好 三都嶋台
薄茶器 親子亀蒔絵 大棗
茶碗 萩「寿山」 替 色絵扇面散らし
蓋置 筑羽根 建水 七宝
菓子 花びら餅 器 紅春慶銘々皿
干菓子 長生殿 器 宝尽くし

松竹梅・鶴亀は、お約束です。
炉縁の船と茶入の海とは、うれしい驚きです。
三都嶋台は珍しく、一人一碗では
贅沢な程でした。