茶杓の櫂先

世に言う「歴代茶杓の写し」を、時折稽古に使います。社中は茶杓の裏側に書かれた「歴代お家元の名前」を見ています。
(もう良い加減に、櫂先に特徴ある形は覚えなきゃ。ほら一番印象的なのは、どなたの作?)
「はい、14代淡々斎のお作です。先端が尖っていますよね!」「私は8代玄々斎・13代円能斎作の、幅広を覚えいます」うれしい声も有りました。

これと逆に「利休居士作」と同じ丸形の櫂先だと、見分けは難しくなります。
良くデマワッツテいる「歴代茶杓」
7代8代共に、最々斎・又玄斎と書かれてない品が有りました。
酷い物は8代一灯斎など、間違った御名を記しています。

茶杓は諸道具の仲でも、難しいのでより勉強して欲しい~
櫂先の形、ための種類、節裏、切止め、などなど。沢山の知識が、要求されるのです。