変わり目

立春を過ぎたので、もう春なのです。
筒茶碗を仕舞い、半筒茶碗を出しました。「えっもう筒、終わりですか!未だ絞り茶巾、あやふやなのに・・」

(筒茶碗は極寒の頃の、物でっせ。名のみでも、春は春どす)言い切りました。茶碗内部で、楽に指先が動かせれば半筒茶碗と思います。

水屋の棚から、筒から半筒に変わると
(目に)春を感じます。
恩師三田富子先生の教え通り「季節には敏感に。暦を常に意識して)
を守って来ました。
体感では、3月にならないと春と思えないかも?がしかし、先を読んで道具を使うのも楽しい事です。