○○美術館

ある美術館の入り口。開館を待つ列が出来て
いました。そこへ主役の私、到着です。
{皆さま太陽が当たってお暑いから、屋根の下
横に並びませんか?}こう提案しました。

縦の列が横になりました。すると中から美術館
職員が出て来て「そちらへ並ばないで下さい」
こう注意されました。私が{理由は何ですか?
この日差しの下に並べと言うの!お姉さま方に
シミが出来たらどうするの?}爆笑が起こりました。

混ぜっ返すと「いつも・・・」小声になりました。
{失礼だけど決定権の有りそうな人、呼んで下さい}
ベテラン風お姉ちゃん登場「それではこちら側の
垣根に沿って、並んで下さい」

再度文句をつけるクレーマーの私。{あなた、未だ木陰に
蚊が沢山居るんですよ。ご存じないかな?お姉さま方の
柔肌刺されやすいから}ごねて結局、最初の横一列に
戻りました。もしかして私はチェックされ「要注意人物」
になったか?出禁かしらん?

でも列の御婦人方からは、大いに喜ばれました。
「男の人じゃ無ければ、言えない」の声も~
{うそでしょ!普段男なんてと思っているくせに}心の
中から、声が聞こえました。