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茶道余話 花入れ

自分でも沢山の茶花を育てています。

更には近所の花好きな方からも、頂く事しばし・・

一年十二か月36回の稽古の、8~9割は自分の

花で間に合います。ただ冬の椿だけは、応援部隊が

いないと難しい?

まず育てた花を見てから、花入れを選ぶ贅沢が出来ます。

{あれを生けるから、掛け花入れで}{これは真の

花入れにして、唐銅か青磁でも}こう考える時間は、

うれしいものです。更には稽古の軸との兼ね合いも

大切です。

{昨年貴船菊はあの器だったので}{この嵯峨菊は

旅枕にでも}花と花入れが決まると、床の間に新しい

世界迄生まれる気がします。