俳句 待つ

「人を待つ 待たれるも良し 春の宵」

駅前の広場、壁にもたれて誰かを待つ人。

改札口からその人めがけて、駆け出す人。

どちらも見ていて、うらやましく・微笑ましく

思いました。

例え恋人同士で無くとも、友人・家族でも

待つ・待たせる人が居るのは幸せです。

時計を見つめ、人待ち顔の不安な人。

電車の扉の前で、少し慌てる人。

どちらの若者の顔も、輝いているのです。