初風炉の香合

例年の掛け軸なら、香合も青貝・堆朱などの格調高い品にしたでしょう。
しかし軽い掛け物に決めたので、香合も違う物にせねばなりません。

茶友とこの話をしていたら「大川さん色々珍しい古材香合、お持ちでしょう。それをお使いになれば?」勧められました。
しかし初風炉から、古材はありえません。炭手前の「盆香合」か、秋にこそ相応しいと思われます。

重ね色紙青楓の絵か、平丸八つ橋蒔絵にするか~軽くかるーく、口にしながら道具引き出しをアケシメしています。