茶の湯交遊録

О流を長く指導している、男性の茶友が

います。ある年茶会に招かれて、とても

驚きました。と言うのもほぼすべてが、

世にいう「十職」の品物!

お箱書きを見ると、何と水指にまで銘が

付けられています。私は内心{水指に迄

銘、使い難い事}と思ってしまいました。

「失礼だけれど、十職以外の品は使えないの?

それとも使わないの?」こう聞くと笑って

答えをぼかしました。

取り合わせの観点からは、全然面白くな~い。

どうやら作家さんに重きを置いているらしい?

О流でなくて、正直良かったと思いました。