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愚作 俳句


「春深し 誰の訳なる 源氏読む」

若い弟子が「源氏物語」を読んでいると

聞きました。私が最初に読んだのは

「与謝野訳」でした。

現在迄のお気に入りは「谷崎源氏」です。

多くの人の訳があり、選択に迷う程ですね。

平安後期の歌人 藤原俊成{定家の父}は

「源氏読まざる歌人は、遺憾なり」と喝破

しました。私はここへ「茶人」も加えたいと

思っています。

広く日本美術を理解する為に「源氏物語」は

必須の条件でしょう。