俳句 さみしい花

「仰ぎ見る 色淡くして 花紫苑」

背の高い紫苑の花は、その高さ故寂しいと

捉えた作品が有りました。私はその草丈より、

はかなげな淡い色にこそ{さびしさ}を

覚えるのです。