こんな場合は

床に歌短冊を使うと、茶友に話しました。
「私は和歌が苦手だから、無理だわね~こんな
場合は、寄付きには何を掛けるの?」

面白い質問です。{常ならば絵が多いけれど、
今回は軽い禅語の色紙「雲無心」の三文字ね}
「まあ流石大川さん、歌に月が出るから、こちらに
雲があるのね」

嬉しい答えが返って来ました。理解してもらえて、
有難いけれど我が社中は・・・
「大丈夫でしょ、日頃貴方に鍛えられているから」

「それにしても毎週寄付・本席の掛物替えるの、
大変じゃないの」{いやいや私が同じ説明を、繰り返す
のが嫌なだけーなので他の道具も含めて、入れ替えるの}

「こんな場合は」などと聞かれると、うれしくなり
丁寧な説明をしました。{ついつい月謝一か月分の話、
しちゃったよ}付け加えて笑いました。