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俳句 流刑

「春の星 配所の帝 未だ若く」

大きな騒乱の後、帝は自ら願って配所に

赴かれました。

父君や兄君の身を案じて、心はとても

安らかでは居られません。数少ない近習達は、

お若い帝がここで過ごす日々を思います。

帝も配所でお仕えする者達にも、春の星は

さぞかし潤んで見えた事でしょう。