茶の湯稽古場から 句銘・歌銘

「御茶杓のご銘は?」「はい、句銘でございます」

「どうぞお読み上げを」続いて点前さんから、5・7・5・

と淀みない答えが・・・

勉強が進んで来て、時折男子から俳句の銘・和歌の銘・が

出て来ました。

「あっそれは古今和歌集」「伊勢物語からだね」「その句は

蕪村でしょう」こう指摘すると「先生何でもご存じですね」

真顔で言います。「およそ君達レベルの範囲は、押えているだけ」

格好良く言い切りました。私自身も、まだまだ勉強せねばなりません。