きれいな・・

茶友がやって来ました。水屋を見て、
何か驚いた様子です。
「まあ茶筅が綺麗ね。何時下ろしたの？
どんな手入れをしているか、どうぞ教えて」
流石プロは目の付け所が、違います。

｛まづ第一に、釜の残り湯を茶巾盥に開ける。
その中で振り洗い・水屋用の歯ブラシで
根元に近い部分をこする・
それから湯の中で穂先迄、しごく様に洗う。
これらを実行すれば、何時までも綺麗な
茶筅が使える筈｝

「え～毎回そんなに丁寧に！？」｛だって今や
国産の茶筅は高いでしょ。安い輸入品は
直ぐ穂先が伸びちゃうし・・・｝
「お宅遅くまで稽古してるから、後片付けが
終わると大変でしょ」｛いやだいたい23時頃には
終える様にしてる。他は明朝でも大丈夫だしね｝

「大川さん細かいのね」｛だから何度も胃潰瘍で
入院してるんですがな｝