![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/63198907/rectangle_large_type_2_f24309a094b51b323edf0275ba0383af.jpg?width=1200)
茶道具百話 入
原則として私は、入{傷}のある茶道具は
使いません。しかし十月の名残の時のみ、
萩焼の茶碗を出して来ます。
一碗は入に気づかず購入・もう一つは購入後
自宅で落とした品です。
一碗目は箱書きと銘に魅かれて買いました。
自宅でお湯を入れたら、何とハッキリした入が
現われました。信頼していた道具屋だったので、
残念でした。おそらく目視だけで、水を入れて迄
確認しなかったのでしょう。
もう一つは、買ってきた茶碗を出してみました。
仕舞終え箱を棚に戻そうとして、落としました。
腰当たりの高さだったので、割れているだろうと
諦めました。しかしウッスラと入が一本、だけで
済みました。
一碗目は坂倉新兵衛・二碗目は田原陶兵衛で、
どちらも{兵衛}萩とは相性が、悪かったのかも?