水屋の張り紙

拙宅でも、水屋に張り紙をします。
これも京都で学んだ事の一つです。

今日使う濃茶・薄茶の銘。茶舗の名前。
お菓子の銘と菓子屋の名前です。
親心でこれを掲示しているのに、まったく
見ない不届き者がいます。それで席中の、
問答に詰まるのです。

お茶も御菓子も、取り合わせに応じて変えたり
工夫しています。それを蔑ろにされた様で、
腹が立ちます。{お菓子の銘が判らへんお人は、
食べんでよろしー}嫌味たっぷりに言います。

特に「茶銘」は大切なので、色々な茶舗の銘を
覚えて欲しい・味わって欲しいのです。
歴代家元のお好みの銘に、素晴らしい物が
沢山。こちらも学んで欲しい~
そしてその銘の御茶を、使える様になってと
願うのです。