少しは・・・

厳しい暑さの中、わが社は稽古を休みません。
しかしそんな中「モノの解らない弟子に」困っています。
{さあ今日は何の点前をなさいますか?}犬なで声で
聞くと、何と恐るべき答えが・・・

「はい茶通箱お願いします」他のお弟子さんもビックリ
した様です。暑さでばてて居る所へ、あのややこしい
点前ですから~そこは一万歩譲って「大津袋」だろうと、
心の中から叫び声がしました。

{どなたか客をなさいな}と誘いましたが、全員渋い顔。
この暑さの中「濃茶二回も飲みたくね~よ」の表情が
ありありと。仕方なくその中の最古参の人を、指名。

{この酷暑の中!}こう思うと腹立たしく、逆に細かく
注意・熱血指導になりました。もう少し考えて、軽い点前を
してくれたらねー