神無月

早くも九月終盤、今となってはあの六月の
猛暑も懐かしい?思いが致します。

さて10月神無月、茶道界では待望の「侘び・寂」
の季節とでも言いましょうか。その為どこの茶会に
出掛けても、ワビ・サビ・で重い感じの道具ばかり!
{うーんどうもね~}

我が社の稽古は10月初めは恒例「神無月」の
取り合わせです。常は出雲大社の「御神号」を掛けて
います。今年は天邪鬼な私に相応しく・・・

出雲にはお出かけにならない、伊勢神宮の御神号
「天照皇太神」を掛けましょうか?
他は例年通り、七五三蒔絵棗・三つ鳥居の蓋置などを。
伊勢の大神のみ、出雲に行かれない説明も出来ます。

一番大切な出雲地方の焼き物を、忘れてはなりません。
出雲島根県は焼物の窯場が、数多く有ります。
その中から何を使うか選ぶ楽しみ!今年は布志名焼の
茶碗にします。

他にも出雲を表現するのに私は、お菓子も使います。
松江は茶所なので、菓子舗も沢山。お気に入りの
「三栄堂」さんには、使い易い各種菓子が有ります。

神様が出雲へお出かけ中なので、この月はお寺へのみ
参拝します。