俳句 空を

「着替えせず虹を待たせるベランダへ」

携帯が鳴って「先生のお好きな虹が、

東の空にでています」弟子からのうれしい

報告です。

慌てて家に入り、着物姿のままベランダへ

出ました。久しぶりの大きな虹でした。

うれしくて姿が薄くなる迄、見つめました。

同じく虹が好きだった人を思い、少し

寂しくなりました。