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俳句 茶室で

「弟子たちの膝線まばら長閑なる」

八畳間で稽古していました。

ふと見ると、並んで座る弟子たちの

膝頭がバラバラでした。

注意しようかと思いましたが、これも

良い雰囲気と思い直しました。

「ほら挨拶の角度深過ぎ!そこはもう少し

軽くね」言葉を掛け乍ら、春の一時を

自分も楽しんでいると感じました。