茶道具百話 木目
社中に{棚を組み立てて下さい}と
やってもらうと、木目がデタラメ
でした。{前に教えたと思うけれど、
忘れちゃった?一番下の板・地板は
左から水が流れる様に、据えて下さい}
{二重棚なら、地板の上に二枚板が
有りますね。地板の上は、右から左。
さらに上は、また左から右ですよ}
こう教えて今の稽古用棚の、木目の
酷さを改めて感じました。
およそ横並びの木目、どこにも水の
流れなど見出せません。当家の分は、
50年以上前の品なので、木目は
ましな方でしょう。
木地の棚は水滴などのシミが付き易い
ので、私は洗ってドライヤーで乾燥。
再び砥の粉を塗って、再生しています。
これもソロソロ、丸洗いの時期かも?