俳句 茶席の菓子

「四畳半 薄暗きまま 葛の菓子」

うっそうと茂った庭の中の、茶室です。

気持ちの良い暗さで、落ち着きます。

染付の器に、葛菓子が供されました。

「まあ器まで冷えていて、お心入れですね」

こう褒めると「やかましい大川君に出すの

だからね~」との返答でした。

席中に笑いが起こり、一層和やかな気分と

なりました。