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御茶銘

稽古初めに、京都一保堂から濃茶を

取り寄せました。うれしい茶銘「虎昔」

です。

11代家元玄々斎が禁中献茶として、宮中へ

「龍の影」と言う濃茶を献上しました。

それを記念して慶応二年「寅年」の正月

十九日に、茶会を催しました。その際に

「和巾点」を復興されました。

この時使われたのが「虎昔」だったとの

伝承が有ります。そんな由緒ある御茶銘

なのです。その折の茶舗は、不明・・・・

なおこの時使用したお菓子が「菱花平」で、

今の「花びら餅」の原型です。

お茶の銘は、取り合わせの助けともなります。

各茶舗の沢山の茶銘を知っていると、大いに

助けられますよ!