稽古の茶道具
「雪」の一文字が入る、掛け軸を使いました。
香合に{筍}を出したので、殆どの人が?な
表情です。
中国古代三国時代、呉の国の逸話です。冬に
母親が「筍を食べたい」と言ったので、息子は
雪をかき分け筍を掘り探し当てました。
その人の名は「孟宗」聞き覚えが有る、名前
ですね。ここから孟宗竹と言われる様になった
とか?まあ中国の昔話は、大いに盛られている
のが当たり前なので・・・
我が社の、親不孝な連中の反応は今一つ。
若い人に至っては「お母さん、ボケてたのでは?」
過激な意見まで、飛び出す始末です。
私の母は、殆ど食べ物の好き嫌いを言わない人
でした。なので格別、母の好物と言われても
思い当たらない程です。対して祖父母に溺愛
されて育った私は、苦手な食べ物が多くて~
雪を踏まえ、釜敷も銀色にしました。