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茶道教授の独り言
2023年8月31日 05:44
「ようやくに 秋思の似合う 年となり」秋思との、美しい言葉に憧れていました。ようやくそれが似合う、年齢になれました。
2023年8月30日 05:52
「低く飛ぶ 蜻蛉の群れに 囲まれて」川沿いの道。赤トンボの一群と、出会いました。
2023年8月29日 05:43
「芙蓉には やはり青磁の 器出し」待っていた芙蓉が、咲き始めました。立派な花なので、器選びに迷います。悩んだ挙げ句、定番の青磁耳付きを。床に置くと、やはりぴたりと決まりました。
2023年8月28日 06:39
「蜩の 鳴けば母の忌 近づきて」ひぐらしが鳴き始め、夏の終わりが近くなりました。母の命日が近いので、よりその声が寂しく思えます。
2023年8月27日 09:26
「年上の 先客はかり こぼれ萩」広い庭を通り、茶席に入ると御姉様方ばかり。それでもこの世界!男の私が床前に座りました。
2023年8月26日 06:26
「白露や 茶席に使う 花選ぶ」庭で沢山の鉢植えを、毎朝見回ります。その中から、稽古に使う物を選びます。
2023年8月25日 05:16
「若い日は 聞こえなかった 秋の声」この年になり、ようやく聞こえて来た物があります。友人に話すと[逆よ~耳が遠くなって、聞こえない事が増えた]と嘆きます。話す相手を間違えました。
2023年8月24日 06:08
「宿題も 追い込みなるや 地蔵盆」京に住んで辻や角に、お地蔵様が多いのに驚きました。どこも綺麗に手入れ・お供えが有りました。
2023年8月23日 06:10
「秋めくと 朝の散歩の 人等言う」期待もこもっているのでしょう。秋との言葉を、聞く様になりました。
2023年8月22日 05:51
「急がれぬ 用事残暑に 先伸ばし」余りの暑さに、体第一と考えて雑事は投げ出しました。やたら昼寝ばかり・・
2023年8月21日 05:59
「星既に 秋の形と なるらしき」毎晩散歩途中、星を探して歩きます。辺りに光源が多く、難しいのですが・・
2023年8月20日 07:34
「桔梗咲く 辺り落ち着き 醸すなり」紫の桔梗が咲いています。辺りの景色まで、落ち着いて見えます。
2023年8月19日 05:52
「稲光 羽田空港 飛び立ちて」飛行機が飛び立つと、何時もは眼下の灯りを見ます。今日ばかりは、空の芸術に見とれました。
2023年8月18日 05:17
「朝顔も 輸入種大輪 好まれて」近所で見た事のない、大きな朝顔を見かけました。まるでモダンな家には、その方が似合うと感じました。