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俳句

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2023年2月の記事一覧

俳句 花壇

「アネモネは 揺れ易き花 どの色も」

早くもアネモネが、咲きだしました。
薄い花びらが、少しの風にも揺れて
います。春風を目で確めた、うれしい
瞬間です。

俳句 スプリング・ハズ・カム

俳句 スプリング・ハズ・カム

「水温む 光の反射 乱れては」

毎日の様に歩く、川沿い。
見掛ける、鯉も心なしか
動きが活発に。

俳句 観光

俳句 観光

「早春の 観光バスは まだ空いて」

東京駅前、観光バスが
次々発車します。
まだそれ程、混んで
いませんでした。

俳句 若き日の

「口ずさむ フォークソングよ 春の空」

気持ちの良い青空。
ついつい唄を・・
こんな時に、まず浮かぶ
のはー

俳句 実感

「一日で 伸びる木の芽に 驚きぬ」

少し暖かいと、ビックリ
する程木の芽が伸びて
います。確かに春を、
感じています。

俳句 心弾み

俳句 心弾み

「早春と 聞けば旅行の 予定さえ」

新聞広告にも、旅の
あれこれが増えました。
心だけは既に、旅の空に
飛んでいます。

俳句 ファッション

「春めけば 洋服徐々に 淡き色」

気温上昇に伴い、
セーターもシャツも
淡い色を着ます。
少し甘い空気に、
溶けこみたいの
です。

俳句 茶会

「敷石を 茶室に向かい 冴え返る」

待合から庭に降りました。
寒いと声が、出そうでした。
茶室の額が、見えます。
もう少しの、我慢です。

俳句 色

「若草を そのまま絵の具に してみたき」

若草が目立つ様に、なりました。
その色を絵の具にして、何か
描いてみたいと思いました。

俳句 如月

「祖母二人 奪いし二月 憎むなり」

二月は大嫌いです。
二人の祖母を、連れ去った
憎い月だからです。
あの悲しく寒かった、
昭和40年初めを、
忘れられません。

俳句 椿

「茶室には やはり一重の 椿良し」

沢山の種類が有る椿。
やはり茶室には、一重・
侘び助が相応しく。

俳句 好天

「剪定の 脚立より声 掛けられて」

風がおさまり、少し
暖かい日です。
それぞれ庭の
手入れに、忙しく
しています。

俳句 海

「早春の 江ノ島からは 富士を見て」

湘南の海が、好きです。
鵠沼海岸から見る、
富士山は格別です。

俳句 羽田空港へ

俳句 羽田空港へ

「モノレール 少し揺れれば 冴え返る」

海外からの客を迎えに、
羽田空港まで。
意外な程、観光客が
やって来ていました。