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ラララとうららの結局のところ

杉本ラララと岸田うらら。
我々の関係って一体なんだろう、とふと考えてみました。

主役とそれをサポートする人?
なんか味気なくない…?

でもきっと友達ってわけではない。
なぜなら私もラララさんも「自分には本音を曝け出せる友達はいない」って思っているから。
わりと我々お互い曝け出してるような気もするけど。
でもよくよく思い返せばプライベートで遊びに行ったことなどは一回もありませんでした。意外とそんなもんです。

渋谷duoでのワンマンライブと後夜祭とゴライコー100回歌唱が終わったら、1回試しにプライベートで遊びに行こうと誘ってみようと思います。
そしてどうせきっとラララさんは
「ごめん!練習したいのとMVの編集もしたくて!また行こう!」
とかなんとか言って断ってくるんだと思います。
かく言う私も、遊びに行く前日とかにやっぱり練習したいから無しにしてもいいですかとか言っちゃう可能性、全然あるし。(本当にひどい)
そんなだから友達いないんですよ我々。
まあ別に無理して友達欲しいとも思ってへんけどな。
そういうとこやで。

ラララさんの方が少し歳上だけど先輩後輩というのもなんか違う気がする。
私の態度が少々でかいのかもしれない。大変すみません。

かと言って相棒とかバディとかいうほど対等でもない。
なんやかんや言うてもラララさんは圧倒的フロントマンで看板で我らが大将なのだ。

わざわざ言うことでもないけど決して男女の仲でもないです。よく勘違いされますけど。
仮にもしそうだったら絶対演奏したくない、できなくなるだろうなって曲が何曲かあります(笑)
ですが幸いにもそうじゃないので、どの曲がセットリストに組まれても全部ちゃんとしっかり仕事できています。めでたしめでたし。
なのでラララさんに恋するベイビー達の皆様におかれましてはどうかご安心いただきたい次第。
岸田に恋するベイビー達はそんなとこで安心してないでとっとと口説きにきてください。

やっぱり我々はあくまでも主役とそれをサポートする人、きっとそれでいいのです。
そもそも関係性のラベリングなんぞで特別感を得ようとするなんてナンセンスでした。
出た音、混ざった音、客席のみなさんの耳に、脳に、届く音。これが我々の全てです。

ラララさんに限らず、自分がサポートをするアーティストに対しては、できる限り最大の理解者ではありたいなとは思うけど、
それでも多分完全に分かるというところには一生辿り着けないのだろうなとも思う。
アーティストというのはほとんどの確率で変な人ばかりなのです。
特にラララさんのことは常日頃から本っ当に変な人だなぁと思ってるし、多分向こうもそう思ってるだろうし。
そもそもお互い全然別の生き物なのだからそんなもん当たり前なんですけどね。
ぴったりと分かりきれないからこそ、歩み寄りがあったり、どちらかが主導権を握ったり、委ねたり、放牧させたり、しっかり操縦されたり、勝手にどっか行ってみたり、しれっと戻ってきたり。
その駆け引きこそがアンサンブルの旨味であり、本来弾き語り1人で完成してるはずのところに、サポートミュージシャンをアドオンする意味があるのだと思っています。

以前、ある方から
「うららはラララの楽曲の翻訳力がずば抜けてる」
と言ってもらえたことがあります。
これ、本当に嬉しくって。
自分のパーカッションアレンジを「翻訳」という言葉にしてもらえて、とてもしっくりきた。
弾き語りとパーカッション、それぞれ別々の言語で、そのまま訳すのも間違いではないのだけど、より素敵に伝わる音選びをしていきたいです。

2023年9月27日水曜日の夜。
杉本ラララ ワンマンライブ
「死ぬほど生きる」
渋谷duo MUSIC EXCHANGEでお待ちしております。

チケット、各プレイガイドにてご購入できます!
(前日9/26まで)

チケットぴあ
ローソンチケット
イープラス

しかしラララさん、出会った時から比べて、何倍もいい男にならはったなぁ。顔つきがめっちゃ変わった。
出会った当初からずっと優しいお顔には変わりないんだけど、
儚さとか危うさとか切実さを孕んでたのが、
この1,2年で暖かさと柔らかさと逞しさがグッと増した気がする。

いっぱい傷ついて、
いっぱい考えて、
いっぱい笑って、
いっぱい泣いて、
いっぱい乗り越えてきた人って
こんな顔になるのだなぁ。

最高にいい男に仕上がった杉本ラララの渾身の音楽、どうぞ聴きにいらしてください。
岸田もなるべくいい女に仕上げておきますんで。
よろしくお願いします。

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