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走ることについて書こうと思う。その1。


私が陸上以来、再び走ることを始めたきっかけ。それはふと目にした雑誌だった。

確か走る系の雑誌だったと記憶している。友達の家に遊びに行った時のこと。テーブルの上に置かれた数冊の雑誌。走ることになんて全く興味のなかった私は、偶然手にしたその雑誌を開いて驚いたことを覚えている。

Yちゃん。。
そう、かれこれ15年は会っていないサーフ時代の仲間がその雑誌に特集されていた。
トレイルランニングというスポーツで女王、というタイトルでの特集だった。
えええっ?!一体なにが起きているの??
夢中でその雑誌を読んだ。そして彼女が取り組んでいるトレイルランニングというスポーツに興味が湧いた。
この時はやろうとは思ってもみなかったけれども。。

私はすぐさま彼女に連絡をした。
久しぶり♪から始まる文章。雑誌で見たよ、の内容。
彼女からすぐに返信が来た。
「とりあえずランチでもしながら話そう」
そしてその週末にランチをした。

たぶん15年ぶりの再会。お互いに変わってないね、と話す。笑
ランチをしながら、なにがどうなってこうなったの?と話はトレイルランニングの話題に。

彼女からきっかけや経緯を聞いた。あー、なるほど、そうだったんだ、そんなことがあったのね。うんうん、へぇー、と私は話を聞いた。
すると彼女から突然一言、
「一緒にやろうよ」。

えっ?いやいや、私は無理だよ、走るなんてもう無理だし、いまこんな感じだし、と私は答えた。
当時はハイヒールしか履かない女、みたいになっていて、運動なんてなんにもしてなかった。
プロレッスンを受け、真剣に取り組んでいた社交ダンスも仕事の忙しさからサボり辞めていた。
若い頃、コンペティターだったのに、波乗りの大会にはもう20年は出ていない。いやいや、海にさえ入ってもいない。波乗りで関わるのは大会のスタッフだけだった。
駅の階段を数段登っただけで息切れしてしまう状態。さわやかスポーツ、なんて超苦手な感じだった。笑

彼女は言った。
「すごく楽しいよ。」
そうか、楽しいんだ。。心の中で何かが動いた。
そして次の週末、彼女は「迎えに行くから」ということで、私の家まで迎えに来てくれ、彼女いきつけのスポーツショップに行く運びとなる。

続きはまた次回に。



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