ある喫茶店のカウンター
昔書いた『理想的なデート』を体現している.
着る服は褒めてくれた服装で,
いそいそと準備をして出かけていく.
この時間は幸せだけど,結構不安まじりだった.「どう思うかなぁ」なんて考えたりして.それすらも愛おしく思う.
会ってハグして頭を撫でた.
そうして僕らのデートは始まる.
髪を切った.
切りたてを見てもらった.
にやけてるんるんしていた.
昔の景色,懐かしい水辺,紙の匂いに満ちた本屋.どこでも手を繋ぎ,のんびりと歩いて回る.
今日はあったかい.
日の光とパンジーが優しく迎えてくれた.
水鳥たちが川を渡り,優雅に挨拶をしてくれた.
カウンターに座り,紅茶を啜り,互いにnoteを書いている.
何回呟いただろう.
言葉に出してこそなのだろう.
「幸せだ」と.
ずっと待ちわびた気がする.
長かった.
今日も今日とて.
店は賑やかでカウンターの僕らは一心不乱にnoteを書いている.
このあと読んでもらうんだ.
喜ぶだろうか?喜んだらいいな.
「まだこんな時間」って言える時から
「もうこんな時間」に変わって欲しくない.
いつまでも優しい時間は止まっていて欲しいもの.
帰ったら暖かいご飯にしよう.
そんなことを考えながら,長旅の疲れを布団で癒していこう.
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