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私たちはいつもナムさんにいてほしいし、BTSはグラミーを獲ってほしい

「この8年間で得た恩恵はたくさんありますが、この旅の中で一番の幸運は、世界中に皆さんがいることです」

“There are so many blessings we could’ve gotten for these eight years, but I guess for the whole journey the best luck we ever had is that we all have you guys all over the world,”
「だから、グラミー賞を取るかどうかに関係なく、僕たちはすでに欲しいものを手に入れたし、あなたも手に入れたのだから、私たちは全てを手に入れたのだということを忘れないでください」

“So please don’t forget that, whether we get the Grammys or not, we already got what we wanted, and we got you, so that means we got everything.”

先日のUSA TODAYでのインタビューでナムさんこと、リーダーのRMが語った言葉は、いつも以上に心に染みわたり、世界中のARMYが、BTSのファンであるところのARMYでいることの幸せを噛み締めたんでした。

グラミー賞の授賞式があと数時間、私たちのBTSが「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」にノミネートされ、もう私たちARMYはドキドキそわそわで、こちらの賞がYou Tubeの配信で発表される午前4時にアラームをかけつつも、緊張して寝られません。

そして先日のNEWS Zeroのインタビューで、若い世代へのメッセージをと求められ語ったナムさんの言葉。

何かを成し遂げたように見える人に
「僕たちもできたから君たちにも絶対できる」そう言われても僕はあまり信じません。

複雑な理由で苦しんでいる若い世代に
「僕たちはできます頑張りましょう」と単純に言うのは、無礼かもしれないと思います。

ただ、僕が言いたいのは、それでも希望はあるということ。

人生は予測不能で不確かなものです。だからこそ生きる価値があり楽しいものだと思います。

若い世代ではない私ですが、BTSを好きになってからのこの9ヶ月で、どれだけ希望と楽しみを感じたかなと思いましたし、特にみんながみんな疲れ続けているこの時期を癒やしてくれたかな。

何十年も前にアメリカへ移住し、暮らし、子どもたちは日系アメリカ人としてアメリカで生まれ育っている親戚が、今のアメリカでこのまま暮らしていくのは不安だと言って、人生の大半を過ごしたアメリカから日本に帰ってきた。

アジア系だけでなく、ある人種だから、ある性別だから、ある場所の生れだからと言って受ける、理不尽な扱いや他者からの態度。

あらゆる壁や、国や言葉を超えてつながることを、すべての振る舞いで見せて訴えてくれる彼らが、メジャー中のメジャー、アメリカの音楽賞であるところのグラミーで賞を獲ってくれたら。彼ら自身の功績に便乗する考え方や行動は申し訳ないし失礼だけれども、そのことで、本当に力をもらって、本当に希望はあるなこの世は生きるに値するな、と思う人が確実にいるんじゃないかな。と思っています。

そんな事を考えていた週末の昼に始まった、ナムさんジミンちゃんジンニムの3人でのVLIVEでは「グラミー賞緊張します!」と言いながらも、なぜか3人でサラダを作って食べるという企画でふざけ倒しており、ナムさんはジャンケンに負けてミニトマトを8個いっぺんに食べさせられて白目むいていて、最高でした。

https://www.vlive.tv/video/240515

それから、BTSが海外の都市を旅するあの楽しすぎる「BON BOYAGE」では、いつも英語が堪能なナムさんに頼ろうとするメンバー達に

(荷物をバスに置き忘れたジミンちゃんにどこに取りにいけばいいかを電話で問い合わせてあげた上で、一人で取りに行かせて「これが出来たら、ジミンはすごく人見知りをするけど、何でもできるようになると思う」と話していたり、レストランで「お前が注文してみて」とテテに注文させたり)

ナチュラルに自分でやらせて成長させる機会を与える感じが、理想の上司っぽくて最高です。

ああ、私のそばにもナムジュンがいたらな!
ナムさんはいつも寄り添ってくれていますが、そういう意味では側にいる訳ではないので、己の中のナムジュン要素をかき集めて自分で自分を叱咤激励して成長させるしかありません。Love myself。

とにかくそんな最高なナムさんと、最高なあの7人のBTSにグラミー賞をください。と思いながら、4時のアラームをかけて寝ますね!

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