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手持ちで深度合成 覚書き

手持ちでフォーカスブラケットで16コマ撮影し、そこから使えそうな5コマを選んで合成。

合成結果

深度合成完成cut

ハイライトを調整、50% にリサイズ、スマートシャープ適用、note 用にトリミング。

素材

連続した16コマの中から、No.1、2、4、10、11 を採用。

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合成後のレイヤー

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手順

PhotoshopCS6 を使用。

素材を全て開く
ファイル > スクリプト > ファイルをレイヤーとして読み込み...

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「開いているファイルを追加」をクリック
「ソース画像を自動的に配置する」をチェック
OK をクリック

画像が読み込まれる

レイヤーのリストでレイヤーを全て選択(shiftを押しながら、最上位のレイヤーをクリック)
編集 > レイヤーを自動合成

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合成方法は「画像をスタック」を選択
「シームレスなトーンとカラー」にチェック
OK をクリック

合成が終わったら

レイヤー > 画像を統合

あとは、適当に調整。

手持ちによる深度合成の問題点

ブラケッティングが不正確になる

撮影中に体が前後に揺れてしまい、中抜けやダブり、ピント位置の逆転が発生する。

フォーカスブラケットではカメラが距離を調整するので、当然オートフォーカスが効かない。撮影中、意識していても体が前後する。その分だけブラケットに誤差が生じる。

逆に、フォーカスブラケットを使わず、体の揺れを利用する手もある。確実性はない。運次第。

被写体の周囲が破綻しがち

触覚や脚などの細いところの周りでよく発生する気がする。被写体の周囲だけ背景がボケてしまい、不自然な画になることがある。

ビロウドツリアブで何度も挑戦したが、口吻周りが破綻して使えない。透き通った羽も問題あり。

原因は、背景にピントが合っているコマでは、手前の被写体がボケることによって背景を隠してしまうため、その部分の情報が得られないからである。ないものはない。しかしなんとかならないものか。

t.koba

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