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自然観察 2023年4月4日 ツマホシケブカミバエ

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食草はヤクシソウだけではありませんよね

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ヤブタビラコでしょうか。

ツマホシケブカミバエは、このヤブタビラコと思われる植物が生えているところにいました。

ネットで調べると、次のように言う人が多いです。
「幼虫はヤクシソウの蕾を食べる。」
「幼虫は、ヤクシソウの蕾の中で育つ。」
「幼虫は、ヤクシソウの蕾の中で見つかる。」
「見つかる」っておかしくないですか?実際、食べるの?食べないの?ってなりますよね。
しばらく考えて、そうか、そういうことか、と思いました。
それぞれ、食草目線、成長目線、そして発見目線、ということですかね。

専門家ではない私が言うのは適切ではないかもしれませんが、食草はヤクシソウだけではないみたいなので、次のように表現するのが良いと思います。

「幼虫は、キク科のヤクシソウの蕾の中などで育つ。」

東京23区内の虫 2「ツマホシケブカミバエ」

よそ様のサイトからの引用です。

実際は、蕾の中で蕾を食べて育つ、ということになりますかね。蕾が2回登場するので、ちょっと感じが悪いですか。
あ、上の文、ライティング面で修正が必要なことに気づきました。

「幼虫は、キク科のヤクシソウなどの蕾の中で育つ」

などは、「蕾の中」ではなく、「ヤクシソウ」に付けなければならないと思います。

2023-04-10 追記
蕾以外の場所に産卵することがあるかを、私は確認していません。が、「ヤクシソウ」と言い切ってしまうよりは、罪が軽い気がします。

2023-04-10 追記
「一寸のハエにも五分の大和魂・改」というサイトがあります。そこにヒヨドリバナの蕾に産卵しているのを撮影したという投稿があります。投稿した人は、図鑑にはツマホシケブカミバエはヤクシソウの蕾に寄生すると書いてあるので別の種のようだと言っています。結局、ツマホシケブカミバエで正しかったわけですが、図鑑に書いてあることが全てなのかというと、そうではないことがあるということですね。下に貼り付けた記事が、投稿者さんのブログです。

こちら↓の記事の下の方で、ヒヨドリバナでの産卵を確認したと言っています。
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私は、去年の秋、コオニタビラコの蕾に産卵しているところを見ました。うーん、図鑑には、コオニタビラコの花期は3〜5月と書いてありました。私が見たのは秋でしたので、あの花はコオニタビラコではないということでしょうか。

2023-04-10 追記
「去年の秋」に見たと言いましたが、正しくは去年の4月から5月にかけてでした。

近縁の植物であれば食草とする可能性があると思います。似たような草が生えていたらチェックします。何か動くものがいたら、よく見ます。左右の翅を交互に広げて回しているのが見えたら、「お、これは!?」となるわけです。

食草がタビラコ系の草だろうと思いますが、何を基準に卵をうみつけているのか、ちょっと気になるところです。それから、これまで見てきた中では、ツマホシケブカミバエがいたのはどこも上を木が覆っているよう場所だったように思います。食草以外に環境の適不適があるのだろうと思います。

ヤブタビラコ:キク科ヤブタビラコ属
コオニタビラコ:キク科ヤブタビラコ属
オニタビラコ:キク科オニタビラコ属
ヤクシソウ:キク科アゼトウナ属(オニタビラコ属から分類変更されたとか)
ヒヨドリバナ:キク科ヒヨドリバナ属

t.koba

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