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対策をしていたのにヤマビルに血を吸われました

靴下2枚重ねでもやられるなんて、考えてもいませんでした。

昨日までの雨が上がり、今日はよい天気。気温もあがり、ヤマビルの活性が高い1日でした。
自然観察園で、鳥と虫の撮影。
夢中になっていても、ヤマビルが気になります。ふと、足元に目をやると靴を這い上がってくるやつや足元の地面を這ってくるやつがいました。見つけたら、すぐに虫除けスプレーをかけて退治しました。
と、そんなことが、今日は、3回はありました。
ヤマビルの数から考えて、靴の中に侵入しているのもいるだろうなと思いましたが、対策はしていますので、あまり心配はしていませんでした。

対策とは
目の細かいビジネスソックスとワークマンのソックスの2枚重ねです。
これまで、2枚重ねで突破されたことはありません。
そして、2枚のうち1枚は、去年、効果を検証したビジネスソックスです。

しかし、吸血されてしまいました。

歩きながら、なんだか足が痒いなあと思っていました。
いつまでも痒いので触ってみたのですが、その時は、異常に気づきませんでした。
ヤマビルにやられたら、触るとしっとりとした感触があるものですが、なんでもなかったのです。

痒みがあったということは、今考えると、ヤマビルがたっぷり血を吸った後だったのでしょう。

撮影が終わって帰る時は、靴の中をチェックします。家にヤマビルを持ち帰らないために、忘れずにやらなければなりません。

靴を脱いだら、右の靴には、中くらいのが干からびて入っていました。
左の靴には、大人の半分もないくらいの小さなヤマビルが入っていました。そいつはまだ生きていました。
そして靴下を脱ぐと、直径5センチくらい赤く染まっていました。

くそぉ、やられた。

痒いと思った時に、しっかり見ておくべきでした。
もっとも、痒いと思ったときには、もう遅いのですけどね。気づいたときには、もう、、、
できることは、せいぜい、絆創膏を貼るなどして、靴下が血まみれになることを防ぐくらいです。

今回の反省点は次の2つです。

  1. 去年1年間履いたビジネスソックスは、薄くなっていた。新しいソックスを履くべきだった。

  2.  小さな個体については、実績がなかった。もっとよく考えるべきだった。

今回、2枚重ねのソックスを突破したのは、小さな個体でした。
証拠はありませんが、多分、靴を脱いだときに生きて出てきた小さなやつが、ソックスを突破して吸血したのだと思います。小さいですから、大人のヤマビルが突破できない細かい目を、すり抜けられると思います。仮に大きさを半分としたら、半分の大きさの目を突破できてもおかしくはありません。

しかし、痒みを感じてから発見するまでだいぶ時間が経っていましたので、もしかしたら吸血したのは別の個体かもしれません。

新品のビジネスソックスなら、小さな個体でも突破できなかったかもしれませんが、1年間はいて薄くなったソックスです。新しいうちは、小さな個体も突破できなかったのに、薄くなって穴が大きくなったために小さな個体に突破されてしまった、ということはあるのではないかと思います。

去年は、あまり小さな個体に遭遇しなかったように思います。
小さな個体は、大人の個体が突破できないような小さな目も突破してしまうとかもしれないという不安はありました。しかし、去年は小さな個体にはほとんど遭遇しなかったのでそれを確認できないままシーズンが終わってしまったのかなと思います。

靴下を履く前に、かかとと甲の間が、薄くなっていることには気づいていました。
でも、ケチなので、そのまま履いて出かけました。
対策が不十分だったということです。
今日は、ヤマビルの活性が高かったです。確率的なものもあるかもしれません。去年は、たまたま防御できただけなのかもしれません。

ということで、当面、去年使って薄くなったビジネスソックスは効果がないと判明しましたので、新しいのを履くことにします。
新しいのを履いて、今シーズン、効果を確認したいと思います。

2023年5月16日
t.koba

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