見出し画像

ドイツ2日目 ハンブルク

2023年2月27日

朝から近くのカフェに朝食を食べに行く。ホテルのビュッフェは充実しているが高すぎる。
かと言ってカフェもものすごい安いわけではないけれど。

今日は月曜日で美術館なども休みが多い。疲れていたので昼前まで休むことにした。

午後からはハンブルク中央駅周辺を散策。

目の見えない生活を体験できる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」という施設へ。

橋を渡り、家の中を探索し、バーでドリンクを飲む。なんてことないことを真っ暗闇の中、杖を持って行う。一歩一歩が怖い。

ガイドをしてくれるのは、目が見えず普段からそれに近い生活をされている方。常に私たちの先を行き、導いてくれる。

触ってみても、それがなんなのか検討もつかない。施設内だから危なくないように設計されているだろうけれど、これが実生活ならケガや事故につながることは容易に想像できる。

最後はバーで質問の時間があった。
その時、ドリンクを注文したのだけど、メニュー読み上げてもらい終える頃にはメニューを覚えていない。
私は水を頼んだけど、ホットコーヒーを頼んだ人は勇気があると思った。だって暗闇の中で溢さずに歩くなんて、至難の技でしょう。
ちなみに支払いの時、お金が出せず隣の人がお金を貸してくれた。私がよっぽど小さな子どもで見てられなかったのかもしれないけど、こういう時にさっと親切にできる姿勢がかっこいい。って暗闇の中で溢さずに歩くなんて、至難の技でしょう。

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
たまたま近くを通って入ってみたけれど、貴重な体験となった。調べてみると、東京にも同様の施設があるみたい。
https://taiwanomori.dialogue.or.jp/did-ticket/

「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のロビースペース


「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」のロビースペース



駅で昼ごはんを食べながらネットで翌日のミュージカルライオンキングのチケットを購入して、再び街の散策。

複数の国を立て続けに旅をしていると、ここドイツではルーマニア、イタリアと建物のデザインが明らかに違うのがわかる。逆に、やはりイタリア、ローマは近しいのもようやくここに来て気づく。
普段こういう景色を眺めてきたヨーロッパの人が、京都の景色に惹きつけられるのはよくわかる。

市庁舎や教会を巡る。装飾は美しくも派手でなく、落ち着いていて好きな雰囲気だった。

ハンブルク市庁舎
ハンブルク市庁舎内部


歩いているとすぐに教会にあたる


気づけばホテルを出て6時間も経っていた。早く帰りたかったのと、ビタミンをとりたかったので夕食はスーパーで惣菜とフルーツ、パン、ハム、牛乳を買って帰宅。
ホテルでお湯やレンジが使えれば試したい食べ物はたくさんあるのだけど、設備がない。何を買えば栄養がとれるかなかなか頭を使う買い物だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?