見出し画像

気になる梅花心易占術とは?【日本占い師協会】

みなさん、梅花心易をご存じですか?名前が「梅」という響きで可愛いイメージがします。梅といえばこれからのシーズンに結実しますが、この占いにはどんな命名のストーリーがあるのでしょうか?また他の易とは異なる点や、始まりの歴史について述べたいと思います。

命名の謎と占い方とは

梅花心易とは、二匹の雀が梅の木で喧嘩しているのを見た人間が枝を切り取った話から命名されました。結局は、その人は梅の木から落下してケガをしてしまうのですが。これは実を実らせられなかった梅も、その人物も、大変残念ですよね。そこで「梅花心易」とは、なぜそのようになったのか?を占うために完成したといいます。

・その状況にある物で占う
・数字を使って占う
・吉兆がわかる

易は一般的に、筮竹などで占いますが、梅花心易は特徴としてその場のもので占います。上記の場合だと、梅、雀、枝、人です。数もそれらから計算して求めます。最終的には、それらを総合的に判断して吉兆を知るのです。

梅花心易をしろう

梅花心易とは、その場のシュチュエーションの他に生年月日や時間からも運命を占えます。道具を使わないため、「占いたい!」と思ったときにすぐ鑑定できるのが魅力でしょう。

・生年月日や時間を計算して運命数を出す
・気分でいつでも占える

梅花心易とは詳しくは、邵康節という人物が、約950年以上前に陶製の枕に不思議な暗号が記されているのを発見したのが始まりです。驚くべきことに、その陶器の記載は予言のごとくピシャリと当たったといわれてます。

その後、邵康節はその謎を解明すべく陶の工房を訪れた際に、ある老人からひとつの易経の書を手渡されたそうです。梅花心易とはそれをもとにできたそうで中国の五行や、六十四卦をもとに占います。

・五行の相生・相克の気の流れを読む
・自然界のルールを大切にする

中国の思想では天地で起こる現象を五行の気の流れで分析します。ですので、五行の考えでは邵康節の枕の事件もすでに予測済みだったわけです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?梅花心易とは、道具を用いず、その場にあるもので占うのが特徴です。易経の五行や、六十四卦をもとに自然界の気の流れを参考にしています。また道具を使わないため、パッと占えてすぐに結果が出せるのがいいところです。今からの時刻でも鑑定ができるので、ぜひ試してみましょう。

日本占い師協会には梅花心易占術士の資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?