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西洋占星術の3つのチャート・手法【日本占い師協会】

日本占い師協会です。西洋占星術は、ホロスコープと呼ばれる天体図を使う占いです。出生図(ネイタルチャート)を使ったものがもっとも有名でしょうか。

じつは西洋占星術では出生図以外にも、時の経過に対応したチャート(図)を使って占います。3つのチャートを使った手法をご紹介します。

ネイタルチャート(出生図)

出生図と呼ばれ、もっとも有名なチャートでしょう。その人が生まれた瞬間の生まれた場所から見た、天体の位置を表します。生まれた時刻と場所に関係するため、チャートは個人で大きく変わります。
西洋占星術の基礎となるチャートです。

その人の資質や能力、生まれ持ったものを表す
・性格、思考
・適性、適職
・恋愛、結婚の傾向
・得意、不得意
などを占うことに適しています。

プログレスチャート(進行図)
西洋占星術では、未来予測のためにプログレスチャート(進行図)を使います。
時間の経過によって変化する天体図(進行図)を作成するのです。
算出方法はさまざまですが、1日1年法がもっとも使われています。
1日1年法とは
20歳の運勢→生まれて20日後の進行図
40歳の運勢→生まれて40日後の進行図
のように、1年を1日と捉えて占う方法です。

個人の内面的な変化を表す
成長とともに変化するような、個人の内面・心の移り変わりを表します。
・興味の対象
・自分の目指す方向性
・あるものに対する心境の変化
などを占うことに適しています。

人生のどのタイミングで、どのような内面的変化が起こるかを予測できるのです。

トランジットチャート(経過図)

特定の日時での、天体の位置を表します。実際の天体の位置を表すため、すべての人が共有するチャートです。出生図と組み合わせて占う場合が多くなります。トランジット(経過)の影響がどう表れるのかは、個人個人によって異なるのです。

未来に起こる出来事や、それによる個人への影響を表す
・社会で起こる出来事
・出来事の個人への影響
・人生の転機によい時期(結婚、転職など)
を占うことに適しています。


さいごに

ネイタルチャートを基礎として、個人への影響を占うことができます。
プログレスやトランジットチャートを使用してこそ、西洋占星術の奥の深さがわかりますね。気になる方はぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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