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政治を動かす恐るべき占いの力とは【日本占い師協会】

世界の歴史を見ても占いで政治の動向を決めるということは大変多く、日本も例外ではありません。なぜ占いと言うなんの根拠もないものに対してそれほどの価値を見出しているのでしょうか?今回は世界の政治と占いの関係について詳しく調べていきたいと思います。



占いと世界の歴史中国

古代中国でも占いと政治は密接に関係していました。戦国・秦漢時代には「日書」と呼ばてる数術関係の資料もあり、主に地方行政と密接なかかわりを持っていました。

さらに殷時代には、実際に占いで政治をおこなっていたそうで、卜占いの結果で行く末を判断していたそうです。雨ごいをするときに生贄を差し出すと言った儀式が執り行われたこともありましたが、残酷すぎるため廃止されています。

それから時は流れ中国共産党の独裁政権が始まると、占いは排除されていくようになりました。

占いと世界の歴史:ローマ帝国

古代ローマでは、紀元前1世紀ころに占星術が伝わってきたと言われています。当時のローマ皇帝は、占星術師を専属で雇ったり、力のありすぎる占い師を追放したりしていました。

占いの力に翻弄されていた時代だったのです。ですが古代ローマ帝国が末期へ向かうにつれて、占星術も衰退期に入っていきます。占い師の発言に影響力がありすぎたため、不吉な予感や皇帝の行く末などに民衆が不安な気持ちを抱きやすくなってしまったのです。

さらに占星術を批判していたキリスト教の布教が広まっていくと、占星術はほとんど見られなくなっていきます。

占いと世界の歴史:フランス

フランスでも占いは盛んにおこなわれていました。占星術がポピュラーな占いとして浸透していて、1790年には占い師が魔術学校を創設したりと、スピリチュアルな力に対してかなり信仰心が高かったことが伺えます。

特にフランス革命の時代にはタロット占いは人々の不安を解消するための手段として爆発的な人気になっていたそうです。

あのナポレオンも、占いを信仰していて手相や占星術などを取り入れていたそうです。なんと戦争も占いで決めていたと言うから驚きですよね。

日本の政治と占い


日本では卑弥呼の時代に占いをもちいて政治を決めていたことは有名ですよね。占いはその後も日本の政治と密接に関わっていきます。平安時代になると陰陽道を極めた陰陽師が政治機関で正式に採用されるようになります。

このころから長きに渡り占いは政治を左右させるほどの力を付けていくのです。室町幕府末期から一時衰退し、江戸時代に再び政治に関わるようになりますが、明治以降は政治的なポジションは無くなりました。

ですが、占いとの関わりは全くなくなったわけではありません。例えば東京タワーと東京スカイツリーの建設地は、鬼門と裏鬼門というお互いがなくてはならない存在に位置されていると言われていたり、縁起担ぎの為に行事などはだいたい大安吉日を選んだりします。

現在でもお抱え占い師がいる政治家もいるという噂も絶えないため、占いと政治との関わりは消える事はないのかもしれません。

日本占い師協会には風水セラピスト資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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