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水晶占いの歴史・なにが占える?【日本占い師協会】

日本占い師協会です。占いといえば、大きな水晶玉を前に占い師がなにかを観ている……というようなイメージをお持ちではないでしょうか。これこそが水晶占いです。

実際に、水晶占いを経験したことがある方は少ないかもしれません。水晶占いの歴史と、なにが占えるのかを説明します。


水晶占いとは


水晶占いは「クリスタルロマンシー」や「クリスタルゲージング」とも呼ばれます。ゲージング(gazing)には「凝視・じっと見つめる」という意味がありますが、まさに水晶占いを表していますね。

水晶をじっと見つめ、そこに映し出された何らかの映像・記号・陰影などから意味を読み取る占いです。意味を読み取り、それをもとに相談者の悩みや問題を解決します。

実際には目には見えないビジョンを見つめるため、占い師側には、直感力や霊能力が必要とされる占いです。

水晶占いの歴史

水晶占いの歴史ははっきりとはわかっていません。しかし、文献などに水晶占いが初めて登場したのは1500年代のことです。

ヨーロッパで水晶占いが使われ始め、その後各地に広がり流行したと言われています。水晶は古くから特別な力を持つと考えられており、それはどの地域・国でも同様です。

なんと日本では最古の歴史書「日本書紀」にて、水晶占いによく似た描写がされています。これが実話を基に書かれたと考えると、日本では紀元後すぐの時代から水晶占いが行われていた可能性が出てきますね。

水晶占いではなにが占える?


水晶占いは、映し出された映像や記号から意味を読み取る占いです。漠然としたビジョンから答えを導き出すため、生まれ持った運命や資質など、断定的な質問には向いていません。

水晶占いに向いている内容は
・人間関係における、相手の気持ち
・守護霊からのメッセージ
・長い目でみた未来について
などです。

運命や資質などについては他の多くの占いで対応できるため、ぜひ水晶占いが特化している内容で占いたいですね。


水晶占いは電話占いでは対応できないことが多いようです。しかし街中では、水晶占いができる占い師が多く在籍しているお店もあります。気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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